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【ノーマーク爆牌党】ノンスタイル石田明さん、矢本悠馬さん インタビュー
>> 映画「ノーマーク爆牌党」公式サイト
[更新日:2019/01/22、公開日:2018/10/26]
2018年10月27日(土) に公開された映画、「ノーマーク爆牌党」。今回、ダブル主演のお二人に、いろいろとお話を伺いました!
▼ [追記] セル版・レンタル版DVD がリリースされました!
©2018 片山まさゆき/竹書房/『ノーマーク爆牌党』製作委員会
相手の手牌を読み切り、余り牌を狙うという天才的な打牌「爆牌」を武器にする 爆岡 弾十郎(ばくおか だんじゅうろう)を演じるのは、人気お笑いコンビ NON STYLE 石田 明(ノンスタイル いしだ あきら)さん。
爆岡のライバルで「爆守備」と呼ばれる堅い打ち筋で麻雀を打つ 鉄壁 保(てっぺき たもつ)を、人気俳優・矢本 悠馬(やもと ゆうま)さんが演じます。
ノーマーク爆牌党 予告動画 (1分26秒)
※ 以下、爆岡弾十郎役・NON STYLE 石田明さんは (★石田)、鉄壁保役・矢本悠馬さんは、(●矢本)と表記します。
原作マンガを「現代風にアレンジ」して映像化
――― まず、映画の出演が決まったときの印象をお聞かせ下さい。
(★石田)「待ってました!」という感じでしたね。やるしかないなという。僕は、当 大介(あたり だいすけ)役でしょう? と思ったら、まさかの主人公・爆岡 弾十郎(ばくおか だんじゅうろう)役と。ちょっと戸惑いはありましたけど、一生懸命やらせてもらいました。
髪型もいろいろと模索して、最終的に現実味のある髪型になりましたね。ヅラは撮影後半までしっくり来なかったですけど(笑)
(●矢本)麻雀はやった事が無かったので、これまで作品を知らなかったのですけど、何役なのか聞いたときに...
「鉄壁 保(てっぺき たもつ)? 変な名前!」というのが最初の印象ですね。
(★石田)あんまり、まともな名前は出てこないよね(笑)
(●矢本)九蓮 宝燈美(ちゅうれん ぽとみ)とかね(笑)
※ ヒロインの九蓮宝燈美は、長澤 茉里奈(ながさわ まりな)さん。当大介役は、高崎 翔太(たかさき しょうた)さんが演じます。
>> 長澤茉里奈(まりちゅう)さん インタビューはコチラ
――― 原作マンガとは設定が異なるところもあるのでしょうか?
(★石田)原作では、爆岡・鉄壁・大介・宝燈美の4人は同年代ですけど、映画では僕が演じる爆岡一人だけ、おじさんの設定になっています。
――― えっ、そうなのですね。
(●矢本)麻雀のファイトスタイルは原作どおりですけど、設定は結構変わっていますね。
(★石田)雀荘のカッパマスターは、人になっていますしね(笑) ギャグっぽい所というか面白おかしく描いているところは、だいぶ削ぎ落としていますね。
(●矢本)ギャグの部分は無いと思いますね。「麻雀青春映画」になっていると思います。
※ プロデューサーにもお話を伺ったところ、原作の 片山まさゆき先生 と相談して「原作の設定を、現代風にアレンジ」しているとの事です。
(●矢本)僕が演じた鉄壁も、現実味のあるキャラクターに落とし込まれていますね。本当に「現代の若い子」という感じで。
(★石田)そうそう。ほんま、「今の若者」という感じやね。
(●矢本)自分が傷つかないように夢を持たないし、自分の我を通さないし。麻雀だけじゃなく、生き方も「守り」に入っているというか。結構、内向的で繊細な役どころですね。
――― 映画の全体的なストーリーは、どんな感じなのでしょうか?
(★石田)基本的に「鉄壁の成長物語」になっていると思います。
(●矢本)鉄壁が爆岡と出会って、今のままじゃ麻雀も人生もダメなんじゃないかと思って。いろいろとずっと逃げてきたけど、目の前のものに向かっていくというか、「一歩踏み出していく」という感じですね。
爆岡とは敵だけど、根底の部分でつながっている感じがします。
(★石田)爆岡と鉄壁は、全然タイプが違うのですけど、性格自体は実は似ていて、出し方が違うだけなのでしょうね。知らず知らずに支え合っている部分もあると思います。
(●矢本)麻雀シーンが大半ですけど、爆岡と鉄壁を中心に「人間ドラマ」の部分がちゃんとあるので、麻雀を知らない人も楽しめる映画になっていると思います。
――― ライバル役のお二人ですが、役柄を離れて「共演者」としてお互いの印象をお聞かせ下さい。
(●矢本)石田さんは、接しやすかったですね! ドラマや映画の宣伝で、たまにバラエティ番組に出演する事があるんですけど、芸人さんのオンオフって役者やっていると怖いところがあって。
――― なるほど、芸人さんのオフモード...
(●矢本)僕がバラエティ慣れしてないっていうのもあるんですけど、今まであまり芸人さんと打ち解けるっていう事がなくて。石田さんもオフモードがめちゃくちゃ怖い人だったらどうしようと思ったんですけど(笑)
(★石田)ははは(笑)
(●矢本)僕は怖い人、嫌いなので。石田さんはお笑いの話をしても嫌がらないし、「気さくでカッコつけない人」ですごく良かったです!
(★石田)ありがとう。僕は違う畑から来るので「迷惑かけたらあかんなぁ」という気持ちでいながらも、「ムードメーカーでありたい」とは思っていて...
(●矢本)一人でふざけていましたよ(笑)
(★石田)よう言うわ、お互いさまや(笑) でも、普通に撮影関係なしに楽しく喋れる子やったので、めっちゃ楽でしたね。
ピリっとしたシーンのギリギリまで喋っているのに、すぐに役者モードに切り替わるので、そういうのは本当にすごいなぁと思いましたね。
(●矢本)僕はどこの現場でも本番ギリギリまで喋りますよ。今回、楽しく撮影できて「石田さんで良かったな」と思いましたね、マジで。
(★石田)嬉しいわ。「いい弟ができたな」という感じです。
↑ 初日舞台挨拶の画像。お二人は劇中の格好で登壇しました。
麻雀シーンについて
――― 麻雀シーンで、アクシデントや苦労された点はありますか?
(●矢本)僕は、そもそも麻雀を知らなくて打った事も無かったので、この作品に入る前に「ずっと牌を触る」ようにはしていましたね。初日の撮影までは不安だったんですけど、現場に入ってみたら意外と大丈夫でしたね。
(★石田)僕が苦労したのは、やっぱり「爆牌(ばくはい)」シーンですね。どんだけ勢いよくバァーンとできるかという事で、捨て牌のすぐ横にリーチ宣言牌を強打するのに苦労しましたね。
――― 強打はマナーが悪いので、普通はやらないですからね。
(★石田)そうですね。爆牌シーンは、CGを使ったり、ドライアイスを使ったり、演出が凝っているので注目して欲しいですね。
(●矢本)麻雀シーンはセリフも多くて、目線で演じたり全体的に難しかったです。
――― 矢本さんは、今ではちょっとは麻雀が打てるようになったのでしょうか?
(●矢本)ちょっとは打てますね。ただ、やっている時にルールに気づけるかは僕次第です。
(★石田)ははは(笑)
(●矢本)「これ、アガれるんだよな?」とか不安になる時があるので、ドキドキですよね(笑)
――― 石田さんは麻雀好きの父親に教わったそうですが、いつ麻雀を覚えたのでしょうか?
(★石田)小学生になる前ぐらいの時ですね。正月に親戚の集まりがあって、オヤジの膝の上にのって麻雀をしていましたね。それからも、正月と言えば麻雀みたいな感じでした。
中学生ぐらいには、普通に家で麻雀打っていましたね。高校では周りの友達に教えたりしていました。
――― 覚えたのも早いですね。今でも、芸人さん達と麻雀をやったりするのでしょうか?
(★石田)大阪の頃は、結構やったんですけど、東京に出てきてからは、芸人仲間とはやってないですね。この映画出演を機に「久々にやろうかな」という感じですね、今。
――― 麻雀対局番組にも出演して欲しいです。
(★石田)いやぁ、緊張するでしょう。恥ずかしいし(笑)
(●矢本)自分の頭の中、見られているみたいですよね。
(★石田)そやねん、恥ずかしいわぁ。
出演者・監督について
※ 映画には、麻雀対局番組でもおなじみの 魚谷侑未・高宮まり・宮内こずえ・和泉由希子・菅原千瑛・石田亜沙己・山脇千文美 プロ達や、男性プロ達も多数出演されています!
――― 続いて、富澤監督の印象はいかがでしたか?
(★石田)監督めちゃくちゃ良い人やったねぇ。
(●矢本)そう、優しい。
(★石田)言葉を選んでくれる人で。無駄なシーンを撮る人でも無いし。
(●矢本)「こうしたらどうでしょう?」と問いかけてくる感じで、出演者と一緒に作品を創り上げて行こうという姿勢が良かったですね。それでいて、決断力がある感じもしました。
(★石田)ほんと、腰の低い監督さんで、やりやすかったですね。
↑ 初日舞台挨拶の画像。一番右が、富澤昭文 監督です。
――― 共演者の高崎さん(当大介役)、長澤さん(九蓮宝燈美役)の印象はいかがでしたか?
(●矢本)基本いいヤツなんですけど、一言しかないですね。「バカ」と(笑)
(★石田)嘘つかない、ピュアな二人ですね。ただ、考えていることが丸わかりなので麻雀は向いてないですね(笑)
(●矢本)二人とも面白いですよ。いじりがいがありましたね(笑)
(★石田)長澤と、ちょっとしたラブシーンがあったのですけど、大事なシーンの直前に、彼女がおでこを蚊に刺されて、「虫刺されひき待ち」がありましたね(笑)
(●矢本)いじられる運を持っていますね。本当に楽しい現場でした。石田さんも、別の撮影スタッフさんにエキストラと間違えられていましたよね(笑)
こないだロケの集合場所に行ったら、そこがたまたま違う撮影の集合場所だったみたいで「映画【ヤンキー○○】のエキストラの方ですよね?こちらのバスです」と声をかけられた。いや、あの、違います。僕がヤンキーだなんて・・・。 pic.twitter.com/TiUAI1iUZO
— NON STYLE 石田 明 (@gakuishida) 2018年8月3日
――― いろいろと楽しいお話ありがとうございます。最後に「ここを観て欲しい」という見どころシーンを教えてください。
(★石田)僕は、さっきも触れましたけど「爆牌シーン」をぜひ観て欲しいですね。5回ぐらいはあると思います。僕もまだ映像は観てないのですけど、どう仕上がっているのか楽しみですね。爆発するんで、周りの吹っ飛びようにも注目して下さい。
※ 映画の予告動画より
(●矢本)爆牌シーンだけは現実離れしていますよね(笑)
石田さんが演じる爆岡は、試合会場にカッコつけて一番最後に登場するのですけど、僕が演じる鉄壁は、ものすごく自然に入ってくるので、逆にそこに注目にして欲しいですね。
あとは、宝燈美との恋愛シーンや、大介との友情シーンも注目ですね。見どころ満載なので、全部観て欲しいです!
(★石田)後は、最後のシーンの爆岡と鉄壁が「心の中で会話する場面」も注目です。麻雀をできる人もできない人も楽しめる作品だと思うので、ぜひ、たくさんの方に映画を楽しんで欲しいです!
ノーマーク爆牌党!初日舞台挨拶!
— 矢本 悠馬 (@yuma_yamoto) 2018年10月18日
麻雀に興味ある方ない方、原作好きな方知らない方、矢本悠馬ご存知の方ない方、みな、来てください。 https://t.co/omC1BQFrhl
・・・石田さん、矢本さんインタビューありがとうございました。映画は、レンタル版・セル版DVD がリリースされています。ぜひご覧ください!