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遊び方:麻雀ってどんなゲーム? [ルール 基本.1]
麻雀とは、どんなゲームなのか?麻雀は頭脳スポーツとも言われますが、麻雀は1回、1回の勝負を続けて、最終的な得点を競うゲームです。ゴルフだと1ホール、1ホールを行って、18ホールの対決をしますよね。まずは、動画で麻雀の1回の流れを、見てみましょう。(わずか54秒の動画です)
説明用にスピーディーな動画になってますが、実際はもっともっと、ゆっくり行いますので安心して下さいね。
麻雀で使う単位はいろいろありますが、この動画の単位を「回」と統一して呼ぶことにします。例えば、「3回」といったら、「この動画と同じ事を3回繰り返すんだな」と思って下さい。また、「1ゲーム」とは全体の意味で使用する(ゴルフで言えば18ホールで1ゲーム。ボーリングだと10フレームで1ゲーム)としますね。では、このページでは、まずはざっくりと麻雀の特徴と、全体の流れを把握してみましょう。
麻雀は、牌(はい)を1枚取って1枚捨てるゲームです。取ってくる牌が伏せられているのが特徴ですね。次に自分が取ってくる牌が、どんなものか分からないので、ドキドキしますよ。1枚捨てる牌は、自分の持っている牌の内、どれでも構いません。
自分が牌を1枚取って1枚捨てたら、動画の通り、今度は右の人が、牌を1枚取って1枚捨てます。その次は、正面の人。その次が左の人。そして、また自分の番になります。取ってこれる牌が無くなるまで(18回ほど)、繰り返します。
牌が最後まで無くなる前に、誰かが「アガる」と、得点を計算して、その1回は終了し、次の1回に進みます。(「アガリ」については、別ページで説明します)。実際は、誰もアガれない回(流局)もありますが、その場合も1回が終了して、次の1回に進みます。
得点スコアのやり取りは、点棒(てんぼう)というものを使います。さっきの動画のアガリ点数は、3,200点でしたね。25,000点持ちなど、4人が同じ点棒状況でスタートして、それをプレーヤー同士で、点棒を奪い合います。(よって、全体の点数を合計すると、常に同じ点数になります)
麻雀には親(1人)と子(3人)がいます。麻雀の親は交代制で、親も左周りに順番に回ってきます。必ず親から牌を捨てるのが特徴で、この動画でも、一番最初に牌を捨てた人が親で、それ以外の3人が子になります。
これが、麻雀の基本的な動きです。初めは慣れないことが多いと思いますが、「4人が順番に、牌を取って捨ててを繰り返して、アガリとやらに向かっていくんだな」と思ってもらえれば結構です。さて、今はこんな疑問が浮かんでいるんじゃないでしょうか?
ネット麻雀ゲームなどでは、東風戦が主流の所もありますが、基本は東南戦という単位で「1ゲーム」を行います。東南戦の事を、半荘(ハンチャン)とも言います。早速、次の流れをご覧ください。
こんなふうに、東南戦だと4人が親を2回ずつ行います。(半分の東風戦だと、親を1回ずつ行います。)なお、「親の番」のことを、「親番(おやばん)」と言います。
もう一度、先ほどの動画を見てみると分かりますが、最初に「東一局」と表示されてますよね。ここでいう「東一局」や「南二局」は、ゴルフで言えば、1ホール目、16ホール目。ボーリングでいえば、1フレーム目、8フレーム目という感じで「1ゲーム中のどのあたりか」を示しています。
東南戦だと、東1局~南4局の8回やることになりますね。でも、「東南戦の1ゲーム=8回」となるかと言うと、そうとは限りません。ふつうは10~12回ぐらいでしょうか。
というのも、子がアガると「局」が進みますが(例.「東一局」が「東二局」に)、親がアガると、親の連荘(れんちゃん)となり、「局」が進まず「本場」が積み上がって行くからです(例.「南二局1本場」が「南二局2本場」に)。
いきなりだと、「なんのこっちゃ(?_?)」となると思いますが、下記の「親が合計4回アガった例」をご覧ください。
この場合は、12回を行って、1ゲームが終了になってますね。ポイントは、親が連荘すると「局」が進まず、「本場」が増える事ですね。ちなみに、通常は「0本場」とは言いませんが、意味合いとしては、「東1局0本場」などと考えると分かり易いかもしれません。(誰もアガれない流局時にどうなるかについては、別ページで説明します)
麻雀は子が3人いるので、親の連荘は5本場でも珍しいですが、ルールとしては何本場でも積み上げて行く事が可能です。ということで、上記の『1ゲームは何回?』という質問の答えは…
というのが、正解です。なお、「点数が無くなった人がいる時点ですぐにゲームを終了させる」というルールもあります。採用している場合だと、南4局に行くまでに終了することもありますが、基本は南4局まで行うと覚えて下さい。
まとめ: 基本は東南戦(東1局~南4局)を行って、最終的な得点を競うゲーム。1ゲームが何回かは、親の連荘回数などによって異なる。
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