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点棒と、流局について見てみよう [ルール 基本.7]
まず、実際の点棒の確認をしてみましょう。
こういった備品はいくつか種類がありますが、こちらは代表的なものです。しっかり覚えておきましょう。次は流局について見てみましょう。
あと一枚でアガれる状態をテンパイと言います。逆に、テンパイしていない状態をノーテンと言いますが、流局した時にノーテンだった人は、ノーテン罰符を払う可能性があります。
4人テンパイ、4人ノーテンの場合は、点棒の移動は発生しませんが、ノーテンが1人~3人の場合は、このようにノーテン罰符のやりとりがあります。
なお、通常は形式テンパイもテンパイ扱いにします。(「テンパイしているけれど、役がない状態」の事を、形式テンパイといい、ルールによっては、ノーテン扱いになる事もあります。)
また、親がテンパイしている時は親の連荘、親がノーテンの時は親が流れるルールが一般的です。このあたりは、ゲームの初めに取り決めを確認する必要があります。
「今、何本場なのか?」を表す目印として、ツミ棒を使います。どういう時に、ツミ棒が増えるかというと「親の連荘」か「流局」した時です。
数え方は、一本場(いっぽんば)、二本場(にほんば)と数えますが、流局した直後は流れ二本場(ながれにぼんば)など「流れ」をつけて言うのが一般的です。
例えば、二本場の状態で流局となり、親がノーテンで親が流れた場合、「流れ三本場」として、ツミ棒が加算されます。
手積み麻雀の場合は、親が手牌の右隅に、本場の数だけ100点棒を出します。(全自動麻雀卓では、ツミ棒の数を、中央部分で表示できるので、実際に点棒を出す事は通常ありません)
麻雀ゲームなどでは、このように表現されます。そして、ツミ棒は点数にも影響し、アガった時にツミ棒の本数分の点数が、通常の点数に加算されます。
加算される点数 | |
1本場 | +300点 |
2本場 | +600点 |
3本場 | +900点 |
以下同様 | 本数分 × 300点 |
ツミ棒一本が300点に相当するという事を覚えておいて下さい。
供託点棒(きょうたくてんぼう)とは、リーチ棒など場に出されている点棒の事です。(リーチ棒とは、「リーチ」という役を宣言するときに、場に出す1,000点の事です)
リーチをかけた状態で、流局した場合は、リーチ棒がそのまま場に残る(=供託される)ことになるので覚えておきましょう。(なお、間違ってポン・チー・カンをした場合も、ペナルティとして場に1,000点出すこともあります)
このように、麻雀ゲームでは、通常このように「供託された1,000点棒」を表現しています。
リーチ棒の1,000点だから、リーチをかけてないともらえないという事はありません。供託点棒については、アガった人がもらえるルールになります。単純なので、しっかり覚えておきましょう。
以上で、流局などのルール確認は完了です。さて、次は麻雀初心者には最難関とも言える「フリテン」について見てみましょう。重要な役である「リーチ」を知らない人は、ざっと見る程度で構いません。
まとめ: 流局時の「ノーテン罰符」の扱いと、「ツミ棒」によって点数が加算されることを覚えておこう。
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