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【麻雀企業対抗戦】エイベックス vs サイバーエージェント戦!
[公開日:2018/01/22]
厳正な競技麻雀ルールのもとに、企業での団体戦が行われる「麻雀企業対抗戦」。2018年1月、「サイバーエージェント VS エイベックス」戦が開催されました。
サイバーエージェント(以下、CA)チームは 藤田晋 代表取締役社長(CEO)が参戦。対するエイベックス(以下、avex)チームも 林真司 取締役(COO)が参戦した、豪華な対決となりました。
開催地は、AbemaTVの麻雀番組プロデューサー 張敏賢 さんがオーナーを務める、東京・西麻布の "Nishiazabu RTD"。麻雀プロとして最高位・最強位のタイトル獲得経験を持ち、大会運営経験も豊富な張さんが、今回も企業対抗戦の運営を行いました。
各社、原則6人ずつ計12人出場
する団体戦。(*7人以上で出場、半荘毎に選手交代も可)。「どういったルールで行われるのか?」、2018年の最新情報を交えてお伝えしたいと思います。
対局は以下のように「3ラウンド制」で行われ、「旗を3本以上」獲得した企業が勝利となります。全ラウンド全卓に「A社2名・B社2名」という形式で 必ず対面にチームメイトがいる のが特徴です。
1st ROUND 「個人戦」3半荘!(会場合計9半荘)
まずは個人戦。12人が抽選で3卓に分かれ、3卓同時に1半荘。これを3回繰り返し...
個人1位~12位を決定。各社の「平均順位」を競う
システムです。(一人合計3半荘)
この例だと、青チームの着順は「1・4・5・7・9・12で、計38」。赤チームの着順は「2・3・6・8・10・11で、計40」。着順が低いチームが勝ちなので、この場合は青チームの勝利。1~12までを足すと78になるので、合計39より低いチームが勝利 となります。
* 全ラウンド1人30,000点持ち。10-30の順位ウマあり、トップ賞のオカは無し、赤ドラ無し。第1・第2ラウンドは、時間打ち切りあり(60分)。
CA 対 avex 戦では、1回戦開始直後に、avex河原さんが親の役満・四暗刻をあがり、チームを勢いづけました。
3半荘を終え、avexが個人総合1位の河原さんを筆頭に「着順1・3・4・5・6・7で、計26」と好成績。一方、CAは「着順2・8・9・10・11・12で、計52」と大敗・・・。
avexチームがダブルスコアで圧勝、「旗1本」獲得となりました。
CAチームは、1st ROUNDで過去最大の大敗となりましたが、僅差の負けも大差の負けも「旗1本」失うのは一緒なので、切り替えて2nd ROUNDに臨みたいところ。
2nd ROUND 「先鋒戦・次峰戦・副将戦」1半荘!(会場合計3半荘)
続いて3卓が同時に1半荘を行う、2nd ROUND。「先鋒戦・次峰戦・副将戦」という名称にはなっていますが、各卓の勝負の重みは一緒。
先鋒戦・次峰戦・副将戦の内、「2勝」したチームの勝利
となります。勝ちはどうやって決めるのか? というと、一人30,000点スタート・卓内合計120,000点ある中で、半荘終了時に 合計60,100点以上あるチームが勝ち になります。
チームメイトからロンあがりした時は、チームの総点数は増えないので、できるだけ相手チームからの直撃や、ツモあがりを狙いたいところ。その為、通常よりも「アガリ見逃し」や、チームメイトの欲しい牌を鳴かせるなどの「アシスト」が増える展開になりやすいです。
(* 卓上での通しサインなどの不正行為は禁止です)
CA 対 avex戦では、早めに終わった2卓では1勝1勝。残る1卓を全員で見守りましたが、接戦をavexチームが制し、2nd ROUND 2勝1敗で「旗1本」を追加。avexチームが2連勝となりました。
3rd ROUND 「大将戦」1半荘!
最後は大将戦1半荘。2nd ROUNDまでの組み合わせとは関係なく、各社2名が出場します。(会社役員・麻雀部部長・当日好調の雀士など、出場者は自由です。)
旗を3本以上獲得した企業が最終的な勝者となる、この企業対抗戦。この3rd ROUNDで勝利すると一気に「旗3本」を獲得できますが、簡単に逆転できると面白くないので、ここまで
2連勝していると、アドバンテージポイントが与えられる
システムとなっています。
100ポイントの差は、「100,000点の差」に相当。2勝しているチームには、有利な 「ラス親の権利」 も与えられます。
CA 対 avex戦では、2連勝中のavexチームにアドバンテージポイントが与えられた為、CAチームが逆転するには、1勝1敗時の「チーム合計60,100点以上」ではなく...
「チームで1着2着を獲って合計70,100点以上」にするか「チームで1着3着を獲って合計90,100点以上」が必要となりました。
ただ、2連敗チームの逆転が絶望的かというとそうでもなくて、これまでの企業対抗戦でも大逆転勝利が起きています。この辺りは「優しすぎず、厳しすぎない条件」で、最後まで盛り上がるゲームバランスが良くできていると感じました。
大将戦は、CAチームが藤田社長&田中さん。avexチームが、林取締役&青木さんが出場。
CAチームの田中さんが、藤田社長の裸単騎に差し込むなどの技術を見せ、中盤までは完全にチーム戦に慣れているCAチームのペース。息の合ったCAチームが1着・2着、合計70,100点以上の条件をクリアし、逆転勝利に近づきました。
一方、avexチームも終盤に林取締役がリーヅモイーペーコー裏裏の満貫を上がり、追い上げを見せます。勝負の行方は、オーラス勝負へ。
どちらが勝つか分からない展開の中、オーラスの親でも林取締役が大事な場面での「勝負強さ」を発揮。連続アガリを見せ、見事にトップを獲得! 追い上げるCAチームを振り切って、今回の企業対抗戦は avexチームの勝利 となりました。
結果的には、avexチームの3連勝・旗5本で完勝。ただ、CAチームも大将戦で意地をみせ一時は逆転するなど、スコア以上に最後まで目が離せない熱戦でした。
・・・今回、麻雀企業対抗戦を観戦させて頂いて、「対戦企業との良い交流になる」、そして「チームメイト、社員同士の仲も深まる」ことを再認識。やはり、麻雀は 最高のコミュニケーションツールですね。
後は、いろいろな企業が真剣に戦う姿を見ていると「チームカラー、社風がある」と感じます。今回、初参戦のavexさんは、やはり日本を代表するエンタテインメント企業だけあって、「自分が楽しめる麻雀を打つ」「ギャラリーを喜ばせる麻雀を打つ」という、エンタメ意識 が際立っていた印象でした。
2018年も麻雀企業対抗戦が熱い
サイバーエージェント&エイベックスの関係者の皆様、取材のご協力ありがとうございました!
2017年9月には「スターティア、講談社、DeNA、セガ・インタラクティブ、大日本印刷、クレディセゾン、博報堂、サイバーエージェント」が参加した8社対抗戦も行われましたが、2018年も企業対抗戦が盛り上がりそうです。
【#麻雀 ニュース】
— アベマTV麻雀ch【公式】 (@abema_mahjong) 2017年9月3日
“麻雀採用”のスターティアが初優勝!決勝卓で役満・四暗刻が炸裂/麻雀企業対抗戦|Abema 麻雀 TIMES https://t.co/3d8YkWFDHu #AbemaTV
今後も企業対抗戦の取材に伺う予定ですので、麻雀ファンの皆様、引き続き「麻雀企業対抗戦ニュース」にご注目下さい。
▼ 藤田社長もゲスト参加する「ホリエモン万博」麻雀大会が開催されます!