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あがり放棄とは? [ルール 実践.5]
実際に行う麻雀ではミスはつきものです。ここでは、あがり放棄について確認してみましょう。
あがり放棄の時は、単純にあがれないだけで無く、チー・ポンなどもできないんですね。次に、あがり放棄になるケースを確認しましょう。
一つひとつを見てみましょう。
まず、麻雀初心者が間違えやすいものとして、多牌(ターハイ)・少牌(ショーハイ)があります。手牌は通常13枚ですが、文字通り多牌は、牌が多い時、少牌は牌が少ない時の状態です。
多牌・少牌が発生するのは、以下のケースがほとんどです。
- 親の配牌で、14枚あるにも関わらずもう1枚ツモってしまう多牌。
- 子の配牌で、最後の1枚を取り忘れる少牌。
- チー・ポンの時に、さらにツモってしまう多牌。
- カンの時、リンシャン牌を取り忘れる少牌。
また、相手の多牌・少牌を見分けるコツですが、手牌が13枚か14枚などはパッと見ただけでは分からないですよね。 コツは、相手の手牌ではなく山のツモ牌の位置を見る事です。
チー・ポン・カンがあると順番が変わりますが、動きが無ければ、東家(親)・西家は、必ずツモは上ヅモ(上の牌)になります。親のチョンチョンの後ろの牌は、親の第一ツモですよね。逆に、南家と北家は必ずツモは下ヅモ(下の牌)になります。
多牌・少牌は配牌でのミスが、一番多いので、特に序盤ではツモ山を意識してみましょう。
さて、次にあがり放棄になるケースは、食い変えを行った時です。
また、例えば一発を消す為に、南をポンして同じ南を捨てるなど、鳴いた同じ牌を捨てても食い変えになります。注意して下さい。同様に、赤ドラありルールで、赤5を鳴いて5を捨てるのも禁止です。
※ 取り決めによっては、食い変えを認めているルールもあります。
間違ってロン(ツモ)した時で、手牌を倒さなかった時もあがり放棄になります。 例えば、リーチをかけてロンと宣言した後に、フリテンに気付いた場合。この場合も手牌を倒さなければ、あがり放棄となります。
手牌を倒してしまった場合は、次ページで説明するチョンボになります。
※ 取り決めによっては、手牌を倒さなくても、チョンボとする厳しいルールもあります。
誤チー・誤ポン・誤カンとは、それぞれ発声した後に、手牌をさらした状態の事です。この場合もあがり放棄になります。
※ 取り決めによっては、誤チー・誤ポン・誤カンを、チョンボとする厳しいルールもあります。
なお、「発声後に、手牌をさらさずに取りやめた」時は、空チー・空ポン・空カンといい、場に1,000点棒を供託するペナルティが一般的です。
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