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世界麻雀選手権2015 (WSOM) 開催。賞金総額最大7,000万!
[更新日:2015/11/17、公開日:2015/11/06]
2015年12月5日(土)~12月6日(日)、中国の特別行政区・マカオで、「世界麻雀選手権(WSOM)」が開催されます。
日本・中国・台湾・香港・オーストラリア・カナダ・フィリピンで、予選が行われている世界的な麻雀大会。過去、2007年・2008年・2010年に開催され、今回が4回目の開催となります。
参加料を払えば 21歳以上であれば、国籍を問わず参加可能な大会となっています。5年ぶりの開催で、まだどういった大会かご存じ無い方も多いと思うので、「WSOMはどんな大会なのか」・「実際の申込み方法」などをご紹介したいと思います。
WSOM 特徴1:賞金総額最大7,000万!の高額賞金
「世界麻雀選手権(World Series of Mahjong ※以降、WSOM)」の特徴としては、なんといっても、賞金がかなり高額な点。賞金はトーナメントの上位32名に授与され、前回大会の 優勝賞金は約2,000万!を越えています。
ただ、9663香港ドル・日本円で約15万円と、参加費も高額なのも特徴。最大500人となる、参加者の大会エントリー費を高額にする事で、高額賞金を実現している大会となっています。
※ なお、麻雀大会の参加費を賞金に割り当てる形式は、マカオ開催ではOKですが、日本開催だと法律でNGです。
本大会の盛り上げにつなげるべく、「参加費・交通費・3泊分宿泊費無料」という優勝特典が贈られる「日本代表決定戦」が麻雀ウオッチさんの運営で行われています。
▼ 「プロ日本代表決定戦」は、管理人もスタジオ取材に伺ってきました。下記リポート記事もご覧下さい!
なお、人気オンライン麻雀ゲームの「雀ナビ」でも、既に「プロ代表決定戦」・「ユーザー代表決定戦」が行われています。
※ これらの決定戦に参加していなくても、12/5(土)・12/6(日)にマカオで行われる大会には、参加料を払えば21歳以上であれば、国籍を問わず参加可能です。
東京・マカオの直行便は、H.I.Sなどで調べると、飛行機代は 往復約4~5万円 が相場のよう。現地のホテルは、1泊1万円を払えば、まずまずのホテルに泊まれるようです。
往復の飛行機代もバカにならないですし、参加される際には「WSOM参加後に、マカオや香港を観光」という感じで、観光旅行を兼ねて出場されると良いかと思います。
WSOM 特徴2:世界の麻雀ルールから選定した、国際ルール
世界各地の麻雀ルールは、国ごとに大きく異なっているのが現状。このWSOMでは、独自に 国際ルールを制定しています。
公式サイトに、ルール規程はあるものの、はっきりいって分かりづらいです・・・。主催者側もその点は考慮されていて、国際ルールの 勉強会を週1ペースで開催 しています。WSOMの公式ツイッターや、フェイスブックで告知されているので、チェックしてみて下さい。
ワールドシリーズオブ麻雀に向けてルールの練習会を今後週1回のペースで開催します。1回目は明日の19時から赤坂にある麻雀らうんじぷろすです。詳細はフェイスブックのイベントページをご確認ください。プロアマ問わずぜひ参加して下さい。https://t.co/1cZFc65BHc
— WSOM Japan (@WSOMJapan) 2015, 10月 18
参加費も高額ですし、ルールへの対応も必須なので、本気で勝ちあがりたい方は必ず「ルールを徹底的に練習」されておいた方が良いと思います。
勉強会の講師は、基本的には日本プロ麻雀連盟の ジェン プロ・ガース プロが担当。お二人には、2008年のPV動画にも出演されています。
先日、管理人ツイッターでもつぶやきましたが、麻雀ウオッチさんでも、WSOMのルールが詳細に解説されています。
麻雀ウオッチさんの「世界麻雀大会(WSOM)のルール考察」充実していますね! https://t.co/0j4QwdRovs
— 麻雀の雀龍.com管理人 (@Jan_Ryu) 2015, 11月 4
日本勢が、初優勝の可能性も高い!?
管理人も、WSOM運営の日本担当責任者さま(英語の堪能な日本人の方)と直接会って、いろいろお話を伺ってきました。日本でもWSOMを盛り上げるべく、各麻雀プロ団体・雀荘関係者・映像関係者・麻雀サイト運営者の方などに積極にお会いされているご様子でした。
大会は、2016年以降も開催予定で、日本語版のオンライン麻雀予選も実施予定との事です。(新規サイトではなく、有名麻雀サイトのイベントとして実装する見込み)
ツイッターやブログなどで、漫画家の 片山まさゆき先生・ 鈴木たろうプロ・須田良規プロ・ 大崎初音プロ、天鳳位の ASAPINさん・独歩さんなどが出場を宣言されているなど、かつてないほど、強豪雀士が日本から参加することになりそうです。(※ こちらは出場確定の情報では無いですが)
日本の強豪雀士がルールにしっかり対応できれば、日本勢が初優勝する可能性も大いにありそうです。
なお、海外での開催となりますが、大会プレイ中は、英語が出来なくても全く問題なし。各テーブルに審判がいて、トラブルの時には 通訳スタッフを呼んでくれるとの事です。
・・・さて、ここからは「具体的な申込み方法」「大会会場までの行き方」などをお伝えしたいと思います。
申込みは、WSOM公式サイトにて
申込みは、WSOMの公式サイトで受け付けており、支払い方法は「クレジットカード払い」・「銀行振り込み(海外送金)」を選択できます。
申込み締切は、大会直前の 12月4日(金)昼12時 までとの事ですが、余裕を持って申し込んだ方が良いでしょう。パスポートの有効期限の確認も早めにしておきましょう。
大会会場までの行き方
以下、WSOM運営責任者さまに伺った情報をそのまま掲載しますが・・・
【1.マカオ直行便を利用した場合】
東京からマカオへのフライト時間は約5時間。マカオ空港からタクシーで約10分で大会会場のホテルに到着できます。
※ WSOMのメインイベントはマカオの豪華5星ホテル「ベネチアン・マカオ(The Venetian Macao)」で行われます。
【2.香港経由便を利用した場合】
香港からマカオまではフェリーでの移動になります。香港空港に着いたら「エアポートエクスプレス」で香港駅に向かってください。
香港駅で下車したらタクシーでフェリーターミナル(信徳センター)へ向かいます。タクシーには「フェリー」といえば通じます。フェリーターミナルに着いたら3Fのチケット売り場でチケットを購入してください。フェリーは30分毎に出ているので特に予約の必要はありません。所要時間60分でマカオに到着します。
マカオに到着したら、タクシーまたはベネチアン行きの無料送迎バスを利用してください。約15分でベネチアンに到着します。
【※ 現地での受付】
ホテルに付いたら受付を済ませてください。受付カウンターが会場に隣接されているので、そこで受付を行い参加章を受け取ります。受付は大会の前日、12月4日(金)から行われているので、早めに受付を済ませておきましょう。
・・・との事です。特に香港に予定がなければ、香港経由よりも、マカオ直行便の方が分かりやすくて良さそうですね。現地に到着したら、まずは受付を行っておきましょう。
賞金総額最大7,000万と、高額賞金が魅力的な、世界麻雀選手権2015 (WSOM)。
参加を検討されている方は、まずは上記でお伝えした「麻雀ウオッチさんのルール解説」をチェックしたり、東京で行われている「公式ルール勉強会に参加」される事をおすすめします。
麻雀の雀龍.com 管理人の所感
最後に、管理人の所感を書いてみます。この麻雀の雀龍.comでは、麻雀を囲碁・将棋などと同様の 知的ゲームとして考え、麻雀のイメージアップを目標に2008年8月から運営しています。
僕自身は、麻雀が(お金をかけて遊ぶという意味で)ギャンブルだとは一切思ってませんし、仲間打ちでセット麻雀をする際も、一切お金はかけておらず、『賭けない 飲まない 吸わない』という、健康マージャン志向の強い人間です。
この高額賞金のWSOM大会については、正直、当サイトで「この大会を紹介するのはいかがなものか?」と感じる面もありましたが、実際にWSOM運営の日本担当の方に直接お話を伺ったり、プロを含めた麻雀業界関係者の方に、いろいろとお話を伺ったうえで、掲載する事に致しました。
主な掲載理由は、もっと詳細が分かれば参加したい! という「雀士の皆様のニーズがあること」と、「法律的に問題がないこと」の2点です。(※ なお、WSOMは参加費は高額ですが、大会自体はノーレートです)
上にも書きましたが、WSOMの公式サイトがちょっと分かりづらいので、まだまだ「なんか怪しいのでは?」と感じる方も多いかもしれませんね。そういった方は、下記の『プロ日本代表決定戦』リポート記事をご覧になると、印象が変わるかもしれません。
・・・世界麻雀選手権2015 (WSOM)が盛りあがる事で、世界中に麻雀ファンが増えて欲しいと思いますし、日本での麻雀人気がさらに高まって欲しいと思っています。
以上、長文をお読み頂きありがとうございました。
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